【英語表現 3】“Make waves” の意味と使い方をマスターしよう!

Hi, everyone! 今回の英語フレーズは、影響力のある人を表すときや、自分の行動が注目を集めたときにぴったりな表現、“make waves” をご紹介します。
■ 意味は?
“make waves” は直訳すると「波を作る」ですが、実際の意味はそれよりも広く、
- 大きな影響を与える
- 注目を集める
- 波紋を呼ぶ、波風を立てる
といったニュアンスで使われ、良い意味でも悪い意味でも「周囲をざわつかせる」ことを表すのがポイントです。
◼️ ポジティブ?ネガティブ?
もともとは「波風を立てる」「状況をかき乱す」といったネガティブな意味合いで使われることが多かった表現ですが、最近では、
- 新しいことに挑戦して注目を浴びる
- 成果を上げて際立つ
といった、ポジティブな意味でもよく使われるようになっています:
文脈 | 意味 | ニュアンス |
会社や家庭内で波風を立てる | 問題を起こす | ネガティブ ⬇️ |
SNSでバズる | 注目を集める | ポジティブ ⬆️ |
社会問題を提起する | 賛否両論を呼ぶ | 中立、または状況によって ⬆️ ⬇️ |
このように、状況次第で印象が変わるフレーズと言えるでしょう。
■ 使い方
“Make waves” は、芸能人やアーティスト、起業家などがSNS等で話題になった時、また職場や学校で誰かがちょっと”目立つこと”をした時のほか、面倒ごとやトラブルを起こすといった否定的なニュアンスを含む場面で使われます。
■ 例文いろいろ
Don’t make waves during the meeting.
→ 会議では波風立てないでね。
(※完全にネガティブな使い方)
She’s really making waves in the fashion industry.
→ 彼女はファッション業界で大きな注目を集めている。
(※ポジティブな使い方)
The new policy is making waves among employees.
→ その新しい方針は社員の間で波紋を呼んでいる。
(※ややネガティブ、もしくは中立的)
■ ミニ会話
A: Have you heard about that new artist?
B: Yeah! She’s really making waves right now.
A: あの新人アーティストのこと聞いた?
B: うん、今すごく話題になってるよね。
■ まとめ
“make waves” は、注目を集めたり、影響を与えたりするときに使える便利な表現です。ただし、ポジティブにもネガティブにも使えるので、使う場面やトーンに気をつけると◎。誰かのチャレンジや成功を英語で表現したいとき、あるいは「ちょっと目立っちゃったかも?」というときにもぴったりのフレーズですので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

そういえば、ニューウェーブ(新しい波)という言葉があったよね、80年代!!!テクノカットとか😅