【英語表現 6】“Pardon my French” の意味と使い方をマスターしよう!

Hi, everyone! 今回の英語フレーズは、英語なのになぜかフランス語の名前がついている不思議な表現、“pardon my French” をご紹介します。実はこれ、フランス語とはほぼ関係ないんです(笑)でも、使い方を知っておくと、英語らしいジョークやニュアンスが理解できるようになりますよ。
■ 意味は?
直訳すると「私のフランス語をお許しください」ですが、実際の意味は:
- 下品な言葉やスラングを使うときの軽い謝罪
- 「ちょっと言葉が悪くてごめんね」という前置き
つまり、口が悪くなったときの「おっと、失礼!」みたいなフレーズです。
◼️ 表現の由来について
このフレーズの歴史は意外と古く、19世紀のイギリスにさかのぼります。当時、英語の中にフランス語の単語や表現を混ぜて話すことが「オシャレでかっこいい」とされていた時代がありました。でも、フランス語がわからない聞き手に対して、ちょっと気を使い、
“Pardon my French.”(ちょっとフランス語が出ちゃった、ごめんなさい)
と言い訳のように添えるのが習慣化されていたとか。それが時代と共に変化していき、現代では「ちょっと言葉が汚くてごめんね」というユーモアのある前置きフレーズとして使われています。
◼️ 使い方
基本的に、“pardon my French” はスラングや下品な言葉がつい出てしまったあとに軽く謝るシーンで用いられます。
シーン | 真意 | ニュアンス |
冗談っぽく言ったとき | 不快にさせちゃったらごめん | ユーモラス、軽い謝罪 |
本当に汚い言葉を使ってしまったとき | 口が悪くてごめん | フォーマルとは言えないが、一応の配慮 |
うっかり言葉が出てしまったとき | ちょっと焦ってごまかす | 冷や汗混じりの言い訳 |
ただし、あくまでユーモア交じりの軽い謝りであり、本気で謝罪しているわけではない点に注意!
■ 例文いろいろ
Pardon my French, but that was the stupidest idea I’ve ever heard.
→ ちょっと口が悪くて悪いけど、あれって史上最悪のアイディアだったよ。
He’s a real pain in the ass — pardon my French.
→ あいつ、ほんとにめんどくさいやつでさ・・・悪い言い方してごめん。
Oops! I shouldn’t have said that. Pardon my French.
→ うわ、そんなこと言うべきじゃなかったね。ごめん、つい口が滑った。
■ ミニ会話
A: Did you just call him a jerk?
B: Yeah, pardon my French — he totally deserved it.
A: 今「嫌なやつ」って言った?
B: うん、ごめん。でもあいつ、マジでそうなんだもん。
■ まとめ
いかがでしたか。ちなみに、このフレーズは先日観たイギリスのドラマでもしっかりと使われていました。(それもティーンが大人ぶって!)ということで・・・pardon my Frenchは:
- ちょっとしたスラングのクッションになる
- 気まずさをやわらげたいときに便利
- でもフォーマルな場では使わない方が◎
こういう言い訳めいたブラックユーモアって、なんとも英語らしくて面白いですよね。だから英語はやめられない!

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