【英語表現 17】“Touch base” の意味と使い方をマスターしよう!

みなさん、こんにちは。ジュミック今井です。今回の英語フレーズは、「連絡を取る」「軽く確認する」といった意味の“touch base” をご紹介します。メールや電話の終わりに「また連絡しますね!」、あるいは久しぶりのやりとりでの「近況取り合おう」など、マルチな場面で使える便利な一言です。
ビジネスでもカジュアルでもOK、使い勝手の良さはピカイチ!
■ 意味は?
touch baseは:
- 軽く連絡を取る/近況を伝える
- 簡単に打ち合わせをする
- (サクッと)進捗を確認する
といった意味で使われます。日本語で言えば、「ちょっと確認するね」「連絡し合おう」「一回話そうか」など、軽い連絡やコミュニケーションのイメージです。
◼️ 表現の由来について
語源は野球にあります⚾️
試合中、塁上にいる走者は、ボールが飛んだあといったん塁から離れていても、再び塁にタッチして“安全確認”をしないと牽制でアウトになってしまいます。このように「一度塁に触れて確認しておく」=「状況を把握し、連絡を取る」というイメージが転じて、“touch base” は「軽く連絡を取る」「進捗や状況を一度確認し合う」といった意味で使われるようになったと言われています。
◼️ 使い方
“touch base” は次のような場面で使われます:
場面 | 文脈 | ニュアンス |
ビジネスの進捗確認 | 軽く情報共有 | 柔らかく確認したい時に◎ |
予定調整の連絡 | 再確認、ダブルチェック | 砕けすぎない丁寧さ |
旧友と再会 | 再びつながる | さらっと自然な言い回し |
フォーマルすぎず、でもきちんと感のある表現。メール・会話・電話など、どんなチャネルでも使えて、利便性はかなり高めです。
■ 例文いろいろ
Let’s touch base next week about the project.
→ 来週、そのプロジェクトの件でまた連絡しましょう。
Can we touch base later today to go over the details?
→ 今日の時間のある時に、詳細について軽く打ち合わせできる?
We’ll touch base once we’re back in Tokyo and Osaka.
→ 東京と大阪に戻っても、連絡取り合おうね。
■ ミニ会話
A: Haven’t heard from you in a while!
B: Yeah, I thought I’d touch base and see how things are going.
A: めっちゃ久しぶりやん!
B: うん、元気かなと思って、ちょっと連絡してみたよ。
◼️ 似た表現との違い
“touch base” に似た表現もいくつかありますが、それぞれに微妙な違いがあります。
表現 | ニュアンス | 違い |
touch base | 軽く連絡、進捗確認 | 再チェックや短時間の連絡に◎ |
follow up | 続報、フォローアップ | ビジネス文脈で多く、フォーマル寄り |
get in touch | 連絡を取る | やや広義。初連絡や久々の再会にも使える |
文法的には、touch base (with + 人)、get in touch (with + 人)のかたちを取るのですが、会話ではカッコの部分は省略してしまうことも多いです。
■ まとめ
touch base は、ちょっとした確認や連絡、情報共有をしたい時に軽く、でも丁寧に使える万能フレーズです。進捗、連絡、報連相などなど、「一度話そう」「また連絡するね」をスマートに伝えたいとき、ぜひこの表現を思い出してくださいね。

カジュアルだけどちょっとプロっぽいtouch base、さらっと使えると一気にこなれた印象になりますよ!