24.“bring to the table” の意味と例文|貢献度を表す英語フレーズ解説!

今回の英語フレーズは、「自分の能力やスキルの価値」や「チームにもたらす貢献」を表現する、“bring to the table” をご紹介します。面接やプレゼン、ビジネスミーティングなどで、「自分が相手に対して何を提供できるのか」を自然な英語で伝えることができる便利なフレーズです。

■ 意味は?

bring to the tableは:

  • (知識・スキルなどを)提供する
  • チームやプロジェクトへ価値をもたらす貢献する
  • 交渉や議論の場で提案を行う

といった意味で使われます。


◼️ 表現の由来について

“table” は会議や交渉の場、つまり「話し合いや提案の場」を象徴しています。そこに何かを「bring(持ち込む)」から =比喩的に価値ある意見・アイデア・スキルなどを提供するとなりました。特に、アメリカではビジネスの場面でよく使われる表現で、採用面接やチーム会議での自己アピールの場に最適です。


◼️ 使い方

“bring to the table” は次のような場面で使われます:

場面隠れたニュアンス用途
採用面接で資質、強みポジティブな自己アピールに最適
会議やプロジェクトで貢献力チームワークや成果にフォーカス
スキル評価にて判定性前向きなフィードバック

この表現は、自分や誰かの「持っている強み」や「役立つ能力」をアピールしたいときに使われます。特にフォーマルな文脈やビジネス英語に強く、プレゼン・評価・採用などの場面で効果的です。


■ 例文いろいろ

What I bring to the table is strong communication and problem-solving skills.
→ 私が貴社へ提供できるのは、優れたコミュニケーション力と問題解決能力です。

(※面接の場面で)

We need to think about what each member can bring to the table.
→ チームの各メンバーが、どのような形で貢献できるのかを考える必要がある。

He’ll bring a lot of experience to the table, especially in sales strategy.
→ 彼は営業戦略の分野で、とりわけ多くの経験をもたらしてくれるだろう。

(※このように、具体的に目的語をつけることも可)


■ ミニ会話

A: Why should we hire you?
B: I believe I can bring fresh ideas and energy to the table.

A: なぜ弊社はあなたを採用すべきだと思いますか?
B: 私は、貴社に対して、斬新なアイデアと情熱をもたらすことができるからです。


◼️ 似た表現との違い

“bring to the table” に似た表現もいくつかありますが、それぞれに微妙な違いがあります。

表現ニュアンス違い
bring to the table提供、貢献するフォーマルでビジネス向き。抽象的な「価値」全般に使える。
offer差し出す、与えるモノ・サービスのどちらにも可。
add value価値を高める既存の価値の存在が前提。ビジネス文脈に効果強め。

他にも、contributeがありますが、こちらはフォーマルで少しかたい印象があり、とりわけ書き言葉としてもよく使われます。


■ まとめ

Bring to the table は、ビジネスや面接の場で「自分がどんな価値を提供できるか」を伝えたいときにぴったりの英語表現です。自分の強み・経験・アイデアを自然にアピールできるだけでなく、チームの中で他人を評価する時にも使える便利な一言。ネイティブのビジネス英語でもよく登場するので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね!

ジュミ子

ちなみに、「審議にかける」はon the tableと言うよ。話し合うべき「議題」がテーブルの上に乗っている様子をイメトレしよう。

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