43. “In the driver’s seat” の意味と例文|主導権を握っているときの英語フレーズ解説!

Hi, everyone!今回のフレーズは、“in the driver’s seat”。直訳は「運転席にいる」ですが、比喩的に使うと、主導権を握っている・状況をコントロールしているという意味になります。ビジネスでも日常でも、「こっちが仕切ってるよ」という場面で使える、頼もしさを感じさせる表現です!
■ 意味は?
“in the driver’s seat” は、次のような意味で使われます:
- 主導権を握っている
- 状況をコントロールしている
- 決定権や影響力のある立場にいる
誰かが「物事をコントロールしている立場にある」と言う時のフレーズです。
◼️ 表現の由来について
車の運転席(driver’s seat)は、車の進む方向やスピードなどすべてをコントロールできる場所。そこから派生して、「主導権を握っている人」「仕切っている人」の比喩として使われるようになりました。現代英語では、特にビジネスや政治の場面で頻出するイディオムです。
◼️ 使い方
“in the driver’s seat” は次のような場面で使われます:
場面 | どんな状態? | 隠れたニュアンス |
恋人同士 | 主導権を握っているのは、彼?それとも彼女? | 一人は相手を振り回し、一人は相手に振り回される・・・ |
ビジネスの交渉 | 圧倒的に有利な立場にいる | 戦略的に優位 |
社会情勢 | 政治家や有力者が実権を握っている | リーダーシップ強い(状況によってポジにもネガにも) |
この表現は、ビジネスでもカジュアルな会話でもOK。交渉、プロジェクト、人間関係など、何かのコントロールをしている人や立場を表すときに使います。

■ 例文いろいろ
She’s finally in the driver’s seat after years of hard work.
→ 長年の努力の末、ついに彼女が主導権を握った。
With their new product launch, the company is back in the driver’s seat.
→ 新商品のおかげで、あの企業が再び主導権を握っている。
In this relationship, I feel like she’s always in the driver’s seat.
→ この関係、彼女にずっと主導権を握られてる気がするわ。
■ ミニ会話
A: Looks like John’s leading the whole project now.
B: Yep, he’s in the driver’s seat for sure.
A: ジョンがプロジェクトの指揮をとってるみたいだね。
B: うん、完全に彼が仕切ってるよね。
◼️ 似た表現との違い
“in the driver’s seat” に似た表現もいくつかありますが、それぞれに微妙な違いがあります。
表現 | ニュアンス | 違い |
take the lead | 先頭に立つ | チームでリーダーシップを発揮 |
run the show | (全体を)取り仕切る | イベントなどの「取りまとめ役」 |
powerful | 権力のある | フォーマル寄り。「影響力が強い」というニュアンス |
カジュアルな順番に並べ替えると、run the show → in the driver’s seat → take the lead → powerfulになります。take the leadはややビジネス寄りですが、カジュアルとフォーマルの中立的な立ち位置なので、どちらのシーンでもOK!
■ まとめ
“in the driver’s seat” は、「今の状況は私の手の中!」という自信を感じさせる表現。ビジネス、恋愛、交渉…どんな場面でも「主導権」をスマートに伝えることができます。しっかりと舵をとっているとき、堂々とこう言ってみましょう。“I’m in the driver’s seat!”(なんだかアファメーションみたい😅)

ちなみに、「助手席」🚗は「passenger seat」、後部座席🚕は「back seat」だよ。