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- Q:フォニックスってなに?
- A:フォニックスは英語を母国語とする子供たちが学ぶつづり字と発音の関係を示したルールです。アルファベットには一定の読み書きルールがあり、このルール学習のおかげでネイディブの子供達はすんなりと「音声→文字」、つまり耳から入ってきた音を文字へ変換することができるのです。なお、フォニックスのルールを知っていれば、英単語の約7割は読めるようになると言われています。
さて、では私たち日本人がフォニックスを学ぶメリットとはなんでしょうか?
- Q:日本人がフォニックスを学ぶメリットは?
- A:ずばり、発音矯正です。
思い返せば、学生時代の英単語の学習といえば、読み方をカタカナで書き込んでは、黙々と暗記するのが主流だったように思います。しかし、もし当時フォニックスのルールを知っていれば――たとえば、Aには「ア」や「エイ」など複数の読み方があると理解していれば――単語の読み方をある程度、推測することもできたはずです。 それにもかかわらず、すべての単語を一つひとつ丸暗記しなければならなかったのは、今思えばなんとも非効率だと思いませんか?
そこで、私が提唱するフォニックスの学習は、こうした“暗記の理不尽さ”を解消し、「つづり」と「発音」のつながりを、効率的かつ楽しく学べるよう工夫されたものです。
1. 楽しさ
2. 効率の良さ
3. 活用性
この3つの要素をしっかりと盛り込むことこそが、理想的なフォニックス学習(および指導)には欠かせないと考えています。
- Q:大人が学ぶフォニックスの利点について教えてください。
- A:フォニックスというと、「英語圏の子どもたちが読み書きを学ぶための方法」というイメージがあったかもしれませんが、実は、私は大人向けの英会話レッスンにも、フォニックスを積極的に取り入れています。というのも、アルファベットにはそれぞれ決まった読み方の“ルール”があり、そのルールを一つずつ、文字や文字の組み合わせごとに紐解いていくことで、誰でもクリアな発音が身につけられるようになります。
もちろん、英語には例外もありますが、フォニックスを知っていれば、知らない単語に出会ったときでも「たぶんこう読むんじゃないかな?」と、ある程度推測しながら読むことができるようになりますし、私たちのように英語を母語としない大人がフォニックスを学ぶことには、もうひとつ大きな意味があります。それは、これまでなんとなく覚えてきた発音に「ちゃんとした根拠」が持てるようになるということ。さらに、新しい単語を覚えるときの助けにもなります。
別の視点から見ると、フォニックスのルールを学ぶことで、逆に“英語の不規則性”にも気づけるようになります。「なんでこの単語はこの読み方なんだろう?」という疑問も、ルールを知っているからこそ見えてくるんですね。フォニックスは、子どもたちのためだけのものじゃない。むしろ、大人こそ学ぶ価値のある、英語学習の“地図”のような存在だと思っています。
- Q:ジュミック・フォニックスのメソッドとは?
- A:ジュミックフォニックスは、フォニックスの基本ルールを「音とリズム」を使い、英語の発音を楽しく身につけることができる、当方が開発したラーニングメソッドです。
特徴は、メトロノームの音に合わせて音読するという点にあり、一定のビートが音読を「リズム感のある発音練習」へと変化させます。これを繰り返し練習することで、自然と英語らしいイントネーションやリズムが身につくようになります。
また、私たちが普段聞き慣れていない英語の「強弱」や「音のつながり」も、リズムに乗せることで体感的に理解しやすくなります。メトロノームのテンポを変えることで、初心者でも無理なくステップアップが可能です(慣れないうちは、ゆっくりめのテンポがおすすめです)。最終的には、ネイティブのような自然なスピードにも対応できるようになります。
さらに、ジュミックフォニックスでは、単なるアルファベットの音だけでなく、音声変化や英文のアクセントも体系的に学ぶことができます。たとえば、“take your time”の“take your”は「テイクユア」ではなく、音がつながって「テイキョァ」と発音されます。このような音の変化も、リズムに乗せて口ずさむことで、暗記ではなく“体で覚える”ことができるのです。
このように、「フォニックス × リズム × 音読」という3つの要素を組み合わせたジュミックフォニックスは、発音矯正だけでなく、リスニング力や単語の読解力アップにもつながるメソッドです。まさに、「聞ける・読める・話せる」を同時に伸ばす、新しいスタイルの英語学習法といえるでしょう。
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