【英語表現】“play it by ear” の意味と使い方をマスターしよう!

Hi, everyone!
みなさん、こんにちは。ジュミック今井です。今回の英語フレーズは、「その場の状況に合わせて行動する」「計画せずに流れに任せる」といった意味で使われる“play it by ear” をご紹介します。「とりあえず行ってみて、あとは流れで!」みたいなとき、ありますよね?そんなきっちり計画を立てずに柔軟に動く場面でぴったりのフレーズです。

■ 意味は?

play it by ear は:

  • その場の状況を見て判断する
  • 臨機応変に対応する
  • 計画せずにやってみる

といった意味で使われます。日本語で言う「様子を見て決める」や「流れでやる」に近い感覚です。


◼️ 表現の由来について

語源は音楽の世界にあります。楽譜を見ずに耳で聞いて演奏することを “play by ear” と言い、それが転じて計画せずに感覚や状況に応じて行動するという意味で使われるようになりました。もともとは「即興で演奏する」というポジティブなスキルを表す言葉だったんです。


◼️ 使い方

“play it by ear” は次のような場面で使われます:

場面文脈ニュアンス
予定をあえて立てない流れに任せてみるゆるっとした感じ
急に変更が入るかも臨機応変に動く柔軟な対応を前提に
相手に「ガチじゃない」と伝える気楽にやろうよプレッシャーを和らげる効果あり

日常会話の中でカジュアルで柔軟な姿勢を表したいときのフレーズです。


■ 例文いろいろ

I’m not sure what time we’ll arrive. Let’s just play it by ear.
→ 何時に着くか分からないけど、流れでいこう。

We don’t have a set plan for the trip — we’ll play it by ear.
→ 旅行は特に予定立ててないよ。現地で決める感じ。

If it rains, we’ll play it by ear and maybe go to a café instead.
→ 雨が降ったらその時考えて、カフェにでも行こうかな。


■ ミニ会話

A: Are we meeting at 5 or 6?
B: Let’s play it by ear — I’ll text you later again.

A: 5時?6時?どっち集合?
B: 流れでいこうよ。あとでまた連絡するね。


◼️ 似た表現との違い

では、次に類似表現を見てみましょう。

表現ニュアンス違い
play it by ear状況に合わせて動く臨機応変に対応
go with the flow流れに身を委ねる周囲に合わせて自然体で
improvise即興で対応する前準備なしで何かをやる、より「即席感」強め

flowには「流れ」や「行き来」という意味があるので、go with the flowも割とイメトレしやすいかなと思います。


■ まとめ

いかがでしたか?play it by ear は、先のことをガチガチに決めずに、状況に合わせて柔軟に動くという意味の便利なフレーズです。旅行、予定変更、友人との待ち合わせ、仕事の進め方・・・など、さまざまな場面で使えて、カジュアルながらポジティブな印象も与えられる表現です。何かを始めるときに「とりあえずやってみようか」と言いたくなったら、この表現をぜひ思い出してみてくださいね!

ジュミ子

日々の暮らしの中で即興が必要な場面に遭遇したら・・・play it by earなメンタルでゆるっと乗り切ろう。


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